ミノキシジル系育毛剤の効果について
ミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)の治療薬として世界で初めてアメリカのFDA(米国食品医薬品局)に認可された医薬品です。本来は血管拡張作用をもつ薬として高血圧症の患者の血圧を下げる治療に使われていました。その過程で、頭髪や体毛が濃くなる「多毛症」という副作用を発症する患者が多かったことから、育毛剤として利用されるようになりました。
現在、ミノキシジルは多くの育毛剤に配合されています。海外で製造されている育毛剤には、ロゲイン、ヘッドウェイなどミノキシジルを2~5%の濃度で配合されたものが一般的です。また、10%の高濃度を含む傾向タイプ、ミノキシジルタブレットも高い実績を持っています。日本で製造されているミノキシジル系育毛剤は、今のところ大正製薬の「リアップ」シリーズのみで、こちらはミノキシジルの配合濃度は1%です。いずれも頭皮の血流を促進し、休止期にある毛母細胞を活性化させて発毛へ導く効果があります。
ミノキシジルの副作用は、含まれる濃度が高いほど可能性が上がります。主な症状としてはむくみや動悸、めまいなどが報告されています。また、体毛が濃くなるケースもあります。その他、低血圧症の報告もあるので、元から血圧が低い人はミノキシジル系育毛剤の使用には注意が必要です。かかりつけの医師に相談してから使うことをオススメします。